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ー和室から洋室リフォームで暮らしやすく|費用・工事内容・後悔しないポイントー

和室から洋室リフォームで何が変わる?メリットと向いている人

和室を洋室にリフォームすると、見た目が今の暮らしに合いやすくなるだけでなく、掃除や家具配置が楽になるのが大きな魅力です。畳は気持ち良い反面、湿気やカビ、ダニ、へこみなどの管理が気になる人もいます。フローリングにすると掃除機やロボット掃除機が使いやすく、ベッドやデスクなど脚のある家具も置きやすくなります。また、洋室はインテリアの選択肢が広く、カーテンや照明、収納家具との相性も取りやすいです。
一方で、和室には調湿性や座ってくつろげる快適さがあります。そのため「和の良さを残したいのに全部消してしまって後悔した」というケースもあります。成功のコツは、洋室化の目的をはっきりさせることです。例えば、在宅ワークの部屋にしたい、子ども部屋にしたい、寝室としてベッドを置きたい、リビング続きの空間を統一したい、などです。目的が決まると、必要な工事範囲も決まりやすく、費用のブレも減ります。
向いている人は、家具中心の暮らしに変えたい人、掃除を楽にしたい人、カビや湿気対策をしたい人、部屋のテイストを統一したい人です。逆に、床に座る生活が好き、来客用に布団を敷きたい、畳の香りや感触が落ち着くという人は、完全な洋室化ではなく「半分残す」選択肢も検討すると納得しやすいです。

工事内容の基本:床・壁・天井・建具をどう変えるか

和室から洋室へのリフォームは、主に「床」「壁」「天井」「建具(ふすま・障子など)」の4点セットで考えると分かりやすいです。床は畳を撤去し、下地を調整してフローリングやクッションフロアを施工します。ここで重要なのが床の高さです。畳の厚み分だけ床が下がるため、段差ができる場合があります。隣の部屋と高さを揃えるのか、段差を残すのかで工事内容が変わります。段差を解消したい場合は下地を組み直す必要があり、費用と工期が増えやすいです。
壁は、砂壁や聚楽壁などの和室特有の仕上げを、クロス貼りにするのが一般的です。ただし、壁がポロポロ落ちる素材だと、そのままクロスを貼れないため、下地処理やベニヤ張りが必要になることがあります。天井も、和室天井のまま残すか、クロス仕上げにするかで印象が変わります。建具は、ふすまを洋風の扉に替える、障子を撤去してカーテンにするなど、部屋の統一感に直結します。
ここから先は「どこまでやるか」で仕上がりが大きく変わります。床だけを洋室化して費用を抑える方法もありますが、壁や建具が和のままだとチグハグに感じることもあります。逆に全部を替えると満足度は上がりやすいですが、その分費用も上がります。最初に「見た目の統一をどこまで求めるか」を決めることが、後悔を減らす近道です。

費用が変わるポイント:床下地・段差・収納・断熱がカギ

和室から洋室へのリフォーム費用は、単純に材料費だけでは決まりません。費用差が出やすいポイントは、床下地の状態、段差調整、押入れの変更、断熱・防音の追加の4つです。まず床下地は、畳を外してみないと分からない劣化がある場合があります。湿気で下地が傷んでいたり、床が沈む場合は補修が必要です。次に段差調整です。隣室とフラットにしたい、バリアフリーにしたい場合は、床を組み直す工事が増えます。
押入れは、洋室に合うクローゼットに変更するケースが多いですが、内部の棚やハンガーパイプの設置、扉の変更が追加になります。押入れは奥行きが深いので、洋服収納にするなら使いやすい寸法に調整したり、引き出しを入れたり、工夫が必要です。断熱や防音は、在宅ワークや寝室にする場合に効果が大きいです。壁の内側に断熱材を入れる、床に遮音材を入れるなどを追加すると、快適さは上がりますが費用も上がります。
また、エアコンの位置やコンセントの数、照明の変更など、電気工事も見落とされがちです。和室はコンセントが少ないことも多く、洋室化すると家電が増えて不足しやすいです。費用を抑えるなら「優先順位」を決めるのが鉄則です。例えば、床はフローリング、壁はクロス、建具は既存を活かす、収納は内部だけ工夫する、など段階的に選ぶと、予算と満足のバランスが取りやすくなります。

後悔しないための設計ポイント:湿気対策・掃除・家具配置を先に決める

和室から洋室にして後悔しやすいポイントは「思ったより寒い」「湿気が抜けない」「家具が置きにくい」「収納が使いにくい」の4つです。和室は畳や土壁の調湿効果で快適だったのに、洋室化でフローリングとクロスになり、冬の冷えを感じることがあります。対策としては、床下の断熱、窓の対策、ラグの活用などがありますが、リフォーム段階で断熱材を入れておくと効果が出やすいです。湿気対策は特に重要です。もともと畳の下が湿りやすい家では、フローリングにすると湿気が逃げにくくなり、カビの原因になることもあります。換気の見直しや、床下の状態確認をしておくと安心です。
家具配置は、工事前に決めておくと失敗しません。ベッドを置くならコンセント位置、デスクを置くなら照明と配線、テレビを置くならアンテナと動線、といった具合に、使い方に合わせて電気計画をするのがポイントです。掃除面では、巾木や見切り材の納まり、段差の有無で掃除のしやすさが変わります。ロボット掃除機を使いたいなら、段差を減らす設計が向いています。
押入れをクローゼット化する場合も、単に扉を替えるだけでは使いづらいことがあります。衣類中心ならハンガーパイプ、季節物や布団なら棚の高さ、家電や書類なら可動棚、というように収納する物を決めて内部を作ると、片付けが続きます。洋室化は見た目の変化が大きい分、使い方を先に決めるほど満足度が上がります。

見積もりと進め方のポイント:比較のコツと工事中の注意点

和室から洋室へのリフォームは、内容が似ていても見積もりが大きく違うことがあります。比較するときは、何が含まれているかを揃えるのが大切です。例えば、畳撤去と処分費、床下地補修の有無、段差調整、壁の下地処理(ベニヤ張りなど)、天井の仕上げ、建具の交換、押入れ改造、電気工事、養生、廃材処分など、項目を確認しましょう。安く見える見積もりでも、下地処理が別扱いになっていると最終的に高くなることがあります。
工事前には、家具の移動範囲、養生の範囲、騒音が出る作業日、作業時間帯なども確認しておくと安心です。特に集合住宅では、搬入経路や作業時間に決まりがある場合があるため注意が必要です。工事中に追加が出やすいのは、床下や壁内部の劣化が見つかった場合です。そのため、追加工事が必要になったときの連絡方法と、金額の上限感を事前に決めておくとトラブルを防げます。
最後に、仕上がりイメージの共有も重要です。床色と壁紙の組み合わせ、建具の色、巾木の色など、細部で印象が大きく変わります。サンプルを見ながら決めると失敗しにくいです。和室から洋室へのリフォームは、生活の雰囲気を一気に変えられる反面、見えない部分の工事も多いです。ポイントを押さえて進めれば、使いやすく、掃除しやすく、長く快適に過ごせる空間にできます。

2026.02.27